非エンジニアがre:Inventに参加するとどうなるのか!? #AWSreInvent
みなさまお疲れ様です。旅が大好きプロマネの坂野です。 今回は、非エンジニアだからと言ってre:Inventに参加するのを躊躇している方にエールを送りたいと思います。 ということなので、私も弊社でのポジションは、非エンジニアでありプロジェクトマネージャーです。
結論
非エンジニアであろうが、参加できるチャンスがあれば参加しろ。
詳細
いきなり結論から書いたのですが、非エンジニアである私が今回re:Inventに参加してみて、どうして結論に至ったのか順を追って下記に記します。
初日
まず今回のre:Invent参加にあたって私は下記の目的を持って参加いたしました。(優先順位順)
- 生成AIの知見を得る。
- 担当するクライアント、プロジェクトに一つでも多く使えそうなネタを収集する。
- 世界の技術に関するトレンドを把握する。
初日、自分の興味がある生成AIに関してたくさん知見を増やしたいと思い、セッションを登録してました。 しかし、複数セッションを受けホテルに戻った時にこう思いました。
「ベース知識がないからついていけない...」
...大変困りました。 興味があるはずなのに、全く自分ごととして捉えられません。会社の好意で参加させてもらった以上、タダで帰国するわけにもいきません。
そこで私は優先順位を繰り上げ、何か担当プロジェクトに知見を持って帰られるよう、2日目以降に受けるセッションを大幅変更いたしました。
どう変更したか
- 公式のセッション検索ページでRoleを「Sales/Marketing」や「Press/Media Analyst」、「Venture Capitalist」など、エンジニア以外に向けたセッションを絞り込みます。
- 自分のレベルに合わせるためにLevelを100, 200で絞り込みます。
この2つだけなのですが、絞り込んだ結果はAWS サービスを使ってどのように事業を展開するか、サービスをグロースさせるかといった、技術よりもビジネス寄りのセッションが表示されました。
あとは検索結果から、自身が担当している案件に活用できそうかでセッションを選んでいけます。
2日目以降
前日絞り込んだ結果から、あとはセッションに参加していくのみです。
私はコストの最適化や、生成AIでアップデートされた既存のAWSサービスをどのようにビジネスに組み込んでいくか、と言ったセッションを重点的に受けていきました。
特にコストに関しては、AWS運用費用を最適化することでプロジェクトのマーケティング施策や開発費用につかえるため、PjMとしては認識しておきたい知識だと感じました。
PjMとして参加して良かったこと
- ゴリゴリな技術は分からなくても、プロジェクトや顧客特性に沿った知識の習得ができた。
- 知らなかったAWSサービスのキャッチアップができた。
- EXPOでの企業デモを回って、役立てられそうな物が多数あった。
- Datadogのデモでは、今まで見たことないような最適化されたダッシュボードとなっていて、担当プロジェクトのダッシュボードをレベルアップさせたいと思った。
まとめ
- 技術に強くないマネジメント職でも参加意義は十二分にある。
- エンジニアじゃないから参加しないは、かなり勿体無い。
- プロジェクトマネジメントや、プロダクトマネジメント視点で受けられるセッションはたくさんある。
- re:Inventで何を持って帰ってくるかの参加目的は、ある程度渡航前に明確化した方がよい。
- 主に自分のためなのか、プロジェクトや顧客のためなのか。